立山黒部アルペンルート 〜JRE POINT特典チケットで富山へ〜
みなさま、こんにちは。dokoiku-journeyです。
前回に引き続き、立山黒部アルペンルート旅行の続編をお届けします。
前回の記事もぜひご覧ください!
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この記事は、
・時間がかかっても安く行きたい方
・北陸に行く道中も楽しみたい方
におすすめです!
1 はじめに
- JRE POINT とは?
「JRE POINT」とはJR東日本のポイントサービスで、JR東日本の鉄道にsuicaを使って乗車したり、アトレなどのJR東日本の商業施設でsuicaを使ってお買い物をしたりするとポイントが貯まります。
JRE POINTは、お買い物に1P=1円として使うこともできますが、今回私が用いたのが、「JRE POINT特典チケット」です!
JRE POINT特典チケットでは、①在来線特急の特急券、②新幹線eチケットに引き換えることができます。
このうち新幹線eチケットに引き換えると、JRE POINT特典チケットではとてもお得に引き換えることができました!
新幹線eチケットでは新幹線特急券と乗車券が含まれているので、お手持ちのsuicaを改札にタッチするだけで、乗車できます。
- 利用範囲
新幹線eチケットに引き換える場合に注意したいのが、利用範囲です。
前述の通り、JRE POINTはJR東日本のサービスです。そのため、JRE POINT特典チケットはJR東日本の範囲が対象です。
北陸新幹線は、上越妙高駅を境にJR東日本と西日本に分かれているため、JRE POINT特典チケットは、東京―上越妙高間のみ有効となります。上越妙高から先、糸魚川―金沢間まで乗車される場合には、別途乗車券と特急券が必要となります。
それでは、今回私はどのように富山に向かったのかというと…
上野駅(新幹線)→ 上田駅(新幹線)→ 糸魚川駅(えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道)→ 富山駅
という行程でした。
- 今回の行程の理由
- なぜ上田駅で途中下車したのか。⇨ポイントを節約できるから!
JRE POINT特典チケットは、営業距離によって交換ポイント数が定まります。
必要ポイント数は以下の通りです。
0~100km:2160ポイント
101~200km:4620ポイント
201~400km:7940ポイント
401km~: 12110ポイント
上野―上越妙高間は、278.3km。そうすると、7940ポイントが必要となります。
一方、上野―上田間は、185.6kmで4620ポイント。
上田―上越妙高間は、92.7kmで2160ポイント。すなわち、合計6780ポイントとなり、通しで交換した場合と比較して、1160ポイント節約できることになります!
⇨少しの課金で富山まで早く到着できるから!
前述のように、JRE POINT特典チケットの利用範囲は上越妙高駅までなので、最初は当駅で下車し、そこからえちごトキめき鉄道に乗り換えて富山まで行こうとも考えていました。
しかし、糸魚川駅まで新幹線に乗車し、糸魚川駅からえちごトキめき鉄道に乗り換えた方が、早く富山に到着できることを知り、そちらのルートで向かうことにしました。
当初、予定していたルートは、
上田(12:36発 あさま609号)―長野(12:53発 はくたか561号)―上越妙高(13:35発 えちごトキめき鉄道)―直江津(14:25発 えちごトキめき鉄道)―泊(16:20発 あいの風とやま鉄道)―富山(17:07着)
でした。
一方、今回のルートは、
長野からはくたか561号―糸魚川(13:28着13:46発 えちごトキめき鉄道)―泊 (14:19着14:21発 あいの風とやま鉄道)―富山(15:09着)
でした。
時間にすると、約2時間も短縮することができました!列車待ち時間も短く、スムーズな乗り継ぎができました。
とはいえ、糸魚川まで新幹線に乗ると高いのでは?とも思えます。
しかし、今回私が支払ったのは上越妙高―糸魚川間の1560円と糸魚川―富山間1680円、計3240円でした。
ちなみに上越妙高で下車し、えちごトキめき鉄道に乗り換えて富山まで向かった場合、2680円です。560円しか変わりません!
2時間の差と560円をどのように考えるかは人それぞれですが、このルートで行く価値は十分にあると思います。
- JRE POINT特典チケットと新幹線eチケット
今回、私は上田―上越妙高間をJRE POINT特典チケットで乗車し、上越妙高―糸魚川間を新幹線eチケットの自由席で移動しました。
両チケットは、同一のsuicaと紐づけており、自動改札を通過できるとも思えます。
しかし、この場合自動改札を通過することはできず、有人改札で新幹線特急券の使用済みの処理をしてもらう必要があります。
私も糸魚川駅到着後、有人改札の駅員さんにこの旨を伝え、手続きをしてもらいました。
これから同じような移動をされる方のご参考になれば嬉しいです。
2 行程
それでは、実際に通ったルートを振り返ります!
軽井沢駅までは乗車率8割ほど。平日の朝にもかかわらず混雑していました。
軽井沢駅で多くの方が下車。乗車率は4割ほどに。
そして、
上田駅に到着です!
駅からレンタサイクルで上田城に行きました。
- 糸魚川駅へ
30分ほど乗車し、
糸魚川駅に到着!
先ほども記したように、JRE POINT特典チケットと新幹線eチケットの両特急券の使用済みの処理を有人改札でお願いしました。
有人改札での手続きを終え、えちごトキめき鉄道の券売機で富山までの乗車券を購入して、改札に入場。
このホームに特急が入線していた時代が懐かしく思えます。
しばらくすると、普通泊行きが入線しました。
糸魚川を少し過ぎると、
海が見えました!
そして、泊に到着。
その後、40分ほどの乗車で、富山駅に到着!
2時間近く普通列車に乗ってきましたが、それぞれクロスシートの車両で、疲れはなく快適でした!
3 まとめ
・JRE POINTを使って、新幹線に乗れる!
・JRE POINTを使って北陸行くなら、距離を分けて行くべき!
青春18きっぷでは直接行けなくなってしまった北陸。北陸新幹線が直通し、所要時間は短縮されましたが、景色はトンネルばかりで鉄道旅のロマンを感じられなくなってしまいました。
今回の私の通ったルートでは、旧北陸本線を辿ることができ、のんびりと景色を楽しむことができます。
ぜひ、みなさまもご参考にされてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。