立山黒部アルペンルート 絶景を楽しむ&通り抜けて松本・長野へ! 〜前編〜

 

みなさま、こんにちは。dokoiku-journeyです。

 

今回は、富山県と長野県にまたがる立山黒部アルペンルート旅行記の前編をお届けします。

 

0 はじめに

 

この記事は、

立山黒部アルペンルートについて大体知っていて、今後行こうと考えている方

立山黒部アルペンルートに行く際、富山県側と長野県側のどちらから入るか迷っている方

 

にお勧めです!

 

立山黒部アルペンルートの詳細については、公式サイトをご覧ください。

立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド (alpen-route.com)

 

立山黒部アルペンルートに行くには、

1 富山県側(立山駅) もしくは

2 長野県側(扇沢駅

 

から入る2ルートがあります。

 

今回私は、富山県側から入り、長野県側へ抜け、長野駅まで向かいました。

この記事では、上記2ルートあるうち、富山県側から入るルートを推す理由を紹介します。

 

 

1 行程

 

 今回の私の行程です。

 

 2022年9月下旬平日

 

 富山駅付近ホテル前泊

翌日電鉄富山駅(5:23 快速急行立山行)→ 立山駅(立山ケーブルカー)→ 美女平(立山高原バス)→ 室堂(立山トンネルトロリーバス)→大観峰立山ロープウェイ)→黒部平(黒部ケーブルカー)→黒部湖(徒歩)→黒部ダム(関電トンネル電気バス)→扇沢駅

 

富山入りするまでのルート、及び扇沢駅以降長野駅に至るルートについては、それぞれ別の記事でお伝えしようと思います。お楽しみに!

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2 いざ出発!

 



早朝4時半に起き、5時10分頃にホテルを出発。15分頃に駅に着くと既に待合室には、大きなリュックを背負った登山客がたくさん。ざっと40〜50名ほどいたでしょうか。

 

券売機で立山駅までの切符を買い、有人改札へ。

ホームに入りしばらくすると、元京阪?の車両が入線。一斉に乗り込みます。

 

車内はクロスシート。混雑率は、窓側が全て埋まるくらい。

私は進行方向右側に着席。しばらくすると…

 

雄大立山連峰が姿を表しました!朝焼けに照らされてとても美しい!





約1時間後、立山駅に到着。到着しチケットカウンターに行くと、既に100人以上の長蛇の列。みなさん当日券を買われるようでした。

この日はとてもよく晴れた日だったので、直前に行くことを決めた方が多かったのではないでしょうか。

 

私は、WEBきっぷを購入しており、自動受取機で受け取ることができ、長蛇の列に並ばずに済みました!

(ちなみに、当日こちらの券売機を操作している人はあまりいませんでした。)

 

WEBきっぷの詳細はこちら。

WEBきっぷ|おすすめきっぷ|立山黒部アルペンルート (alpen-route.com)

 

 

立山駅からは、立山ケーブルカーに乗車。満員電車並の混雑でした。

乗客が多かったため臨時便が出され、私もそれに乗車しました。

チケット引き換えの際、ケーブルカーの乗車時刻が指定されました。ケーブルカー及び美女平からのバスは定員が決まっているため、このような対応となるようです。

 

  • 美女平



立山駅から約10分で美女平駅に到着。外に出る暇もなくそのままバスを待つ列に並ばされます。

しばらくしてバスに乗車します。補助席以外が満席になる程度の混雑。

 

バスからは称名滝が見えます。



途中、富山平野を望むことも!



  • 室堂

 

50分ほどの乗車で室堂に到着!

 

室堂ターミナルからしばらく歩くと…

 

  みくりが池と主峰雄山!!

 

  こんな快晴の日があるのか?というくらい、雲ひとつない晴天。

  やや紅葉した山と空の青さがとても映えています。

  

 地獄もよく見えました。硫黄の匂いが風に流されてきます。

 

 公式サイトには軽装でも大丈夫、と記載されていますが、少し下ったところは風が吹きおろしてきてとても寒かったです。これからはもっと寒くなることが予想されますので、十分な防寒対策(風を通しにくい服装、手袋等)をおすすめします。

  

2時間ほど散策しました。

 

その後は…

室堂ターミナル内にある立山そばで、山菜そばをいただきました。

寒い外を歩いた後には、とても染みる美味しさでした。

 

ぜひご賞味あれ。

 

 



そばを食べた後は、トロリーバス大観峰へ。

 



大観峰からは、正面に北アルプス、眼下に黒部湖を望むことができます。

 

  • 黒部平

 

大観峰から黒部平まではロープウェイに乗車。

これまた絶景を望むことができます。

当日はまだ色づき始めたところでしたが。紅葉のピークになるとこの辺り一帯は、とても美しいです。

 

とはいえ、青空と山、そしてロープウェイ。とても映えます。

 




黒部平に到着です!

 

黒部平から黒部ダムまでは、ケーブルカーに乗車。



  数分後、

 黒部ダムに到着です!

 写真を撮影したのは、階段を登った先にある展望台。

 みなさんも見たことのあるアングルだと思いますが、ここまで行くのがとてもキツい!

 

 絶景を見たい方は、頑張って登ってみましょう。

 

 黒部ダムは絶景だけではなく、完成に至るまで様々な困難があったことも有名です。

 

 ダムの記念展示も行われていました。ぜひご覧になってください。

 

 

 

黒部ダムの観光を終え、ついに最後の乗り物、電気バスに乗り込みます!



以前は、車体にパンタグラフがついている車両で運行されていましたが、電気自動車に変わった模様。

 

破砕帯という、地下水を多く含んだ地層を通過しました。この破砕帯はトンネル掘削工事の最大の難所となったそうです。

 

 

以上、立山黒部アルペンルート旅行記でした。

 

 

3 富山に前泊すべき!

 ここでは、富山に前泊すべき理由を、⑴東京から入るルート、⑵長野から入るルートを比較していきたいと思います。

 

  • 東京から朝イチで行く場合

 

東京駅から朝一番の新幹線で富山入りする場合、

 

東京駅(6:16 かがやき501号)→富山駅(8:25着)→電鉄富山駅(9:21)→立山駅(10:23着)

 となります。

 

  • 長野から行く場合

 

長野駅からは、扇沢駅まで直通のバスがあり、立山黒部アルペンルートの公式サイトによると、

 

長野駅(8:15発)→扇沢(10:00着) となります。

 

長野駅から鉄道、信濃大町駅から路線バスで行く場合は、

 

長野駅(6:09発 特急しなの2号)→松本(7:03着 7:15発)→信濃大町(8:13着)(9:00発)→扇沢(9:40着) となります。

 

  • 富山前泊が良い

 

以上、東京から入っても長野から入っても午前中に入山できるから、夕方の終電に間に合うので大丈夫!とも思えます。

 

しかし、立山の絶景を楽しむには、朝から入山できる富山前泊をお勧めします。

 

【平日でも混雑する!】

 立山黒部アルペンルートの公式サイトには、混雑予想カレンダーが掲載されています。主に土日が混雑するとの予想がされており、平日は混雑しないようにも思えます。

 しかし、実際には私の経験のように混雑することが考えられます。特に今回のように、天気が良い日は混雑すると思います。前述のように、直前に行くことを決めた人が多ければ、当日券に多くの人が殺到します。そうなれば、ケーブルカーも混雑し、早い便に乗ることができなくなる可能性が高まります。

 したがって、富山前泊→始発で立山駅に向かうことが必須なのです。

 

【山の天気は変わりやすい】

 また、山の天気が変わりやすいことも挙げられます。

 街が晴れていても、山の上は曇りということはよくあります。午前中は晴れていても午後になって曇るということもよくあります。

 今回の私の旅では、一日中快晴でしたが(こんな日は滅多にないのでは?)、午後になると山に雲がかかり、雷雨になることもしばしば。

 前記の東京入り、長野入りだと室堂に着くのがお昼を過ぎてしまいます。そうすると、絶景を望む確率が低くなります。

 

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4 まとめ

 以上、私の体験を基にお話ししてきました。立山黒部アルペンルートは、想像以上に絶景で、室堂に着いて雄山を見た時、その雄大さに圧倒されこの上なく感動しました。

 皆様にも、絶景の立山黒部アルペンルートをお楽しみいただきたいです。

 

 最後までご覧いただきありがとうございました。